鉄パイプ1本からのスタート

確定したパッケージングレイアウト図から各部品の加工図面を作成し、いよいよ車両製作がスタート。まずは主要構造であるフレーム(骨格)とサスペンションアームを製作。鉄パイプを切断・端面処理して溶接する。溶接前に冶具を用いて各部材の位置決めを行うが、冶具の拘束を外すと溶接ひずみが大きく、熱処理が必要になったりと初めての本格的な加工に悪戦苦闘する。
しかし、車両の根幹でもあるので加工精度に妥協は許されない!!試行錯誤を繰り返しながら、教科書にはない正に実践的な加工ノウハウを体験。加工のし易さ、精度確保のし易さは大元の設計次第! 実際に加工を経験することで、材料の準備から加工方法ならびに段取りまでを理解することができ、これがそのまま設計能力の向上に繋がっていきます。一つ一つが貴重な経験であり、正に「ものづくり」の勉強です。教室で教授からの話を受身で聴いているよりも格段に面白い!!(勿論、講義も面白いように教員は講義を工夫していますが・・・)

設計通りに部品が完成した時の喜びはこれまでに経験したことのない感動。

先生方による安全講習

各種部品製作

フレーム製作検討と位置決め

車両組み立て

車両フレーム
車両製作開始
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